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テックボールとは?ルールをわかりやすく解説|アジア大会で日本ペアが史上初の銀メダル

更新日:2026年11月8日

愛知・名古屋アジア大会で初めて採用された新競技「テックボール」で、日本の早稲昭範・坂本唯那ペアが混合ダブルスの銀メダルを獲得しました。日本テックボール史上最高の成績で、決勝の会場には入場制限がかかるほどの観客が詰めかけました。

とはいえ、テレビやSNSで初めて名前を知って、「テックボールって何?」「どんなルールなの?」と思った方も多いと思います。

この記事では、テックボールの基本ルールを初心者向けに整理したうえで、銀メダルまでの戦いぶりと日本ペアのプロフィールを紹介します。見てみたい、やってみたいと思ったときに、体験会や大会の告知がどこに出るのかも、検索の数字と協会の公式発表から調べました。

テックボールとは?サッカーと卓球を組み合わせたハンガリー発祥の新競技

テックボールは、2012年にハンガリーで考案された新しいスポーツです。中央が山なりに盛り上がった「テックテーブル」という専用台をはさみ、サッカーボールを足や頭、胸で打ち合います。イメージは「足でやる卓球」です。

名前は、湾曲した台の「テクノロジー」と、ボールを操る「テクニック」を掛け合わせたものとされています。もともとはサッカーの技術を磨くトレーニングとして開発され、現在は世界150カ国以上に広がっています。日本では2017年に日本テックボール協会が設立されました。

テックボールの基本ルールは「3タッチ以内」と「同じ部位の連続禁止」

初めて見る人でも、次のポイントを押さえれば試合を楽しめます。

使う道具と試合形式

全長約3m、幅1.5mの湾曲したテックテーブルと、サッカーの5号球を使います。種目は1対1のシングルスと2対2のダブルスがあり、日本がメダルを取った混合ダブルスは男女ペアで戦う種目です。

3タッチ以内で返す・同じ部位は連続NG

ボールは最大3回のタッチまでに相手コートへ返します。手と腕は使えず、同じ部位で2回続けて触るのも禁止です。たとえば「右足→右足」はNGですが、「右足→胸→頭」ならOK。だから、選手は足・ひざ・胸・頭を次々に使い分けます。

体の接触はNG、試合は3セットマッチ

テーブルや相手選手に体が触れると反則です。接触プレーがないので、けがのリスクが低いのも特徴です。試合は12点先取のセットを先に2つ取った方が勝ち。最終セットだけは、2点差がつくまで続きます。

日本ペアがアジア大会・混合ダブルスで史上初の銀メダル

今大会の会場は名古屋市東スポーツセンター。アジア大会への追加が決まったのは今年2月と直前で、日本で初めて開かれるテックボールの国際大会でもありました。

日本ペアは9月19日の準決勝でイラクのペアとフルセットの接戦を演じ、2-1で逆転勝ち。日本勢初のメダルが確定しました。20日の決勝では、世界最強と呼ばれるタイのペアにストレートで敗れたものの、日本テックボール史上最高の銀メダルです。

決勝の会場は立ち見が出るほどの超満員。元スペイン代表のカルレス・プジョル氏がプレゼンターとして登場するなど、新競技とは思えない盛り上がりでした。

早稲昭範・坂本唯那とはどんな選手?

早稲昭範:日本テックボールの第一人者で協会の代表

41歳の早稲選手は、フリースタイルフットボーラーとして19歳でデビューし、足裏リフティングなどで2度のギネス世界記録を持つ技術派です。約10年前にテックボールを始め、日本テックボール協会の代表として、選手を続けながら大会の準備にも奔走してきました。

坂本唯那:元女子サッカー選手で競技歴わずか2年半

30歳の坂本選手は元女子サッカー選手で、テックボールを始めたのは約2年半前。今大会では女子シングルスでも銅メダルを獲得しました。2025年のテックボールワールドシリーズでは、早稲選手とのペアで世界3位に入っています。

サッカー日本代表もハマった?テックボールが注目される理由

今年夏のサッカー北中米ワールドカップでは、日本代表の選手たちが宿舎でテックボールに興じる動画がSNSで話題になりました。サッカー経験者なら基本の動きになじみがあり、台とボールがあればすぐに遊べる手軽さも、広がりを後押ししています。

LABO CHIEF'S VIEW

ラボ長の考察|検索の山から考える、テックボールの確かめ方

広告の仕事を17年続けてきたラボ長は、テックボールを見たこともやったこともありません。まず、検索の数字を3か月分見ました。

「テックボール」の検索の動き(最大を100とした数字)

9月20日(決勝の日) 100
10月7日(閉幕の翌日) 85
11月(8日まで) 5以下

Googleトレンド(日本・過去3か月・ウェブ検索)。2026年11月8日時点の相対値です。

01

調べられたのは、決勝の日が一番、次が10月7日

一番調べられたのは、決勝があった9月20日です。この日を100にすると、次の山は10月7日の85でした。閉幕の翌日で、タイ代表の食事の動画が報じられた時期と重なります。この報道が理由とは言い切れませんが、決勝のあとでは最も高い山です。11月は5以下まで下がりました。

02

告知が出る場所は、協会の公式サイトと公式X

協会の公式サイトと公式Xを、11月8日に見ました。新着情報には、日本代表の発表、関東・関西のリーグ、ジャパンツアー2026のダブルス大会の開催決定が並びます。8月16日のポストには体験会を実施したという報告がありましたが、募集中の体験会は見当たりません。参考になるのが、7月27日のポストです。「初心者大歓迎」の大会を、定員8名・参加費2,200円(税込)、フォーム申し込みで募っていました。申込期限は7月30日、開催は8月3日(月)で、会場は富士通スタジアム川崎でした。6月14日のダブルス大会の募集も、同じようにXの告知とフォームでした。

03

ラボ長が確かめたいのは、自分で蹴ってみること

ルールは「3タッチ以内」と「同じ部位の連続禁止」の2つ。記事を書いて、頭では分かりました。でも、見たこともやったこともないので、3回で相手の台に返すのが初めての人にどれだけ難しいのかは、まだ想像がつきません。体験会に行って、自分で蹴ってみたいです。

04

今日できるのは、告知を待ちながら試合動画を見ること

体験会がいつ開かれるかは分かりません。協会の公式Xをフォローして、告知を待つのが近道だと思います。待つあいだは、協会が公開している試合動画で、「3タッチ」と「同じ部位の連続禁止」を目で確かめられます。

テックボールのよくある質問

Q1. テックボールは難しい?
A. 基本は「3タッチ以内で返す」「同じ部位で続けて触らない」の2つです。ルール自体はすぐに覚えられます。

Q2. テックボールはオリンピックの種目?
A. 現時点でオリンピックの実施競技には入っていません。早稲選手は、次はオリンピックに向けて働きかけていく考えを示しています。

Q3. 混合ダブルスの金メダルはどの国?
A. タイのペアが金メダルを獲得しました。

テックボール日本ペアの次の目標は4年後のアジア大会とオリンピック

早稲選手は、4年後のアジア大会とオリンピックを見据え、選手が競技だけに打ち込める環境づくりと、後継者の育成を課題に挙げています。

体験会や大会の募集は、協会の公式サイトと公式Xで告知されています。気になった人は、公式Xのフォローから始めるのが手軽です。モヤラボでも、4年後に向けた動きを追っていきます。

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