
愛知・名古屋アジア大会のeスポーツ「ぷよぷよ」で、小学5年生の栗原悠輝選手(11歳)が2026年9月26日に金メダルを獲得しました。アジア大会史上最年少のメダリストで、eスポーツでは日本勢初の金メダルです。
とはいえ、「11歳でアジア大会に出られるの?」「ぷよぷよがスポーツの大会の種目なの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、栗原選手のプロフィールと決勝までの戦いぶり、ぷよぷよの基本ルールを初心者向けに整理します。さらに、広告・マーケティングに17年携わってきたラボ長の視点から、この金メダルが持つ意味を考察します。
目次
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栗原悠輝とは?「ぷよぷよ界の大谷」と呼ばれる11歳のプロゲーマー

栗原悠輝選手は、東京ヴェルディに所属する小学5年生のプロゲーマーで、選手名は「ゆうき」です。ぷよぷよを始めたきっかけは、小学1年生のクリスマスに「ぷよぷよテトリス2」を買ってもらったこと。遊んだゲームの中で一番楽しく、自分に合っていると感じてのめり込んだといいます。
10歳だった昨年にプロの資格を取り、「ぷよぷよeスポーツ」の2025年シーズンでは年間王者に。国際大会でも優勝するなど頭角を現し、これまでに最大19連鎖を達成した実力者です。圧倒的な強さから、報道では「ぷよぷよ界の大谷」とも呼ばれています。
決勝は韓国代表に10-2、アジア大会史上最年少の金メダル
栗原選手は9月24日のグループステージを3戦全勝し、A組を首位で通過しました。26日の決勝トーナメントでは、準々決勝でシンガポール代表に5-0、準決勝でタイ代表に10-1と、ほぼ相手に隙を与えない内容で勝ち上がります。
会場の愛知県国際展示場では、決勝を満席に近い観客が見守りました。相手は、グループステージでも対戦した韓国代表のカン・ドンシン選手。最初のゲームを落としたものの、次のゲームで得意の大連鎖を決めて追いつきます。途中で相手に「全消し」を決められて追い込まれる場面もありましたが、落ち着いて打ち返し、10-2で優勝。11歳3か月での金メダルは、アジア大会史上最年少の記録です。
試合後、栗原選手は「強い人に勝って、めちゃくちゃうれしい」と喜びを語りました。これまでの大会最年少メダリストは、2018年ジャカルタ大会のスケートボードで銅メダルを獲得したインドネシアの選手でした。
そもそも「ぷよぷよ」とは?ルールと試合形式をわかりやすく解説
ぷよぷよは、セガが手がける落ちものパズルゲームです。上から落ちてくる「ぷよ」を、同じ色で4つ以上つなげると消えるのが基本ルール。ぷよが消えると上のぷよが落ち、それがまた4つつながって消える…という連続消しを「連鎖」と呼びます。
対戦では、連鎖を重ねるほど相手の画面に「おじゃまぷよ」を大量に送れます。「おじゃまぷよ」はそのままでは消せない邪魔なぷよで、すぐ隣のぷよを消したときにだけ一緒に消えます。自分の画面がいっぱいになった方が負けなので、どれだけ大きな連鎖を組めるか、相手の攻撃をどう受け止めて打ち返すかが勝負の分かれ目です。
試合は「5先」「10先」という形式で行われます。これは先に5本、または10本のゲームを取った方が勝ちという意味で、今回の準決勝と決勝は10本先取の長期戦でした。
アジア大会のeスポーツは杭州大会から採用、日本勢初の金に
eスポーツは、前回2023年の杭州大会からアジア大会の競技に採用されました。今大会では、ぷよぷよを含む複数のゲームタイトルで、9月23日から10月2日まで熱戦が続きます。
日本代表は、パソコンを備えた新しい強化拠点で練習を重ねてきました。地元開催の大会で、eスポーツ初の金メダルを日本にもたらしたのが、日本選手団で最年少の栗原選手だったのです。同じアジア大会では、初採用の新競技テックボールでも日本ペアが史上初の銀メダルを獲得しています。
練習は1日1時間ほど、栗原悠輝選手が語ったこと
意外なのは練習時間です。栗原選手は、1日中画面に向かうわけではなく、練習は1日1時間くらいで、やらない日もあると明かしています。
eスポーツを「スポーツ」として扱うことには賛否がありますが、本人は、ゲームがより広く受け止められるようでうれしいと前向きです。今後についても、どんどん記録を更新していきたいと意気込みを語りました。
【独自考察】35年続く「ぷよぷよ」が世代をつなぐ金メダル

ここからはラボ長の考察です。
親世代も知っているゲームだから応援が広がる
ぷよぷよは2026年でシリーズ35周年を迎えた長寿タイトルです。今の小学生だけでなく、その親世代も遊んだ経験があるため、「子どもがすごい」と「自分も知っているゲーム」が重なり、家族ぐるみで話題にしやすいのが強みです。広告の仕事で言えば、ターゲットを2世代同時に取り込める理想的な題材です。
「1日1時間」が保護者の不安をやわらげる
eスポーツには「ゲームばかりしていて大丈夫?」という保護者の不安がつきものです。その中で、金メダリストの練習が1日1時間ほどという事実は、ゲームとの健全な付き合い方を示すメッセージとしても力があります。セガ側も、eスポーツの文脈が加わったことでぷよぷよを広めやすくなったと語っており、今回の金メダルは競技人口を増やす大きな追い風になるでしょう。
栗原悠輝選手とぷよぷよのよくある質問
Q1. 栗原悠輝選手は何歳ですか?
A. 11歳の小学5年生です。金メダル獲得時の年齢は11歳3か月で、アジア大会史上最年少のメダリストです。
Q2. どこに所属していますか?
A. 東京ヴェルディに所属しています。選手名は「ゆうき」です。
Q3. アジア大会のeスポーツはいつまでですか?
A. 9月23日から10月2日まで行われます。
Q4. ぷよぷよは難しいですか?
A. 基本は「同じ色を4つ以上つなげて消す」だけなので、すぐに遊べます。大きな連鎖を組むには練習が必要で、そこが奥深さです。
栗原悠輝選手の次の目標は「記録の更新」
11歳の栗原悠輝選手が、アジア大会のぷよぷよで史上最年少の金メダルをつかみ、eスポーツで日本勢初の頂点に立ちました。
本人の目標は、どんどん記録を更新していくこと。まだ小学生の「ぷよぷよの神童」がこれからどこまで伸びていくのか、モヤラボでも追いかけていきます。