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Azeron(アゼロン)とは?Cyborg II・Keyzen・Cyroの違いと価格|左手デバイスの選び方

左手用ゲーミングデバイス イメージ

Azeron(アゼロン)は、ラトビアのメーカーが作る、左手専用のゲーミングキーパッドです。主なモデルは、Cyborg II、Keyzen、Cyroの3つで、公式サイトで直接買えるほか、Amazon.co.jpでも一部が売られています。

見た目が独特で、「キーボードとどう違うのか」「どのモデルを選べばいいのか」が、わかりにくい製品です。

3モデルの違いと価格を、公式サイトと国内の報道で確認しながら見ていきます。2026年10月6日時点の情報です。

Azeronとは?指の位置にボタンを合わせた、左手専用のキーパッド

通常のキーボードは、指を伸ばして特定のキーを押しにいきます。Azeronは逆で、指を自然に置いた位置にボタンを並べた、片手用のキーパッドです。右利きの人が、マウスを右手に持ったまま、左手のキーボードの代わりに使う設計です。

親指で動かすアナログスティックが付いていて、移動のキー(WASD)の代わりになります。多くのキーを使うMMOやMOBA、FPSなどで、手を大きく動かさずに操作できるのが狙いです。部品は3Dプリンターで作られていて、手の大きさに合わせて調整できます。

コンソール機でも、キーボードとマウスの入力に対応したゲームなら使えます。ただし、キーの割り当ては先にPCの専用ソフトで設定しておく必要があります(Azeron公式)。

3モデルの違い:Cyborg II・Keyzen・Cyro

Cyborg IIは、2024年7月に発表された、カスタマイズ性の高いモデルです。親指のスティックは、ドリフト(誤入力)が起きにくい磁気のホールセンサー式で、オムロン製のスイッチは、1キーあたり5,000万回の打鍵に耐える設計とされています。ゲームごとのキー設定は、6つまで保存できます(4Gamer)。カスタマイズできるスイッチは30個で、同じ4Gamerのレビューは、慣れは必要だが利便性は高いと評価しています(レビュー記事)。

Keyzenは、2025年7月に発表されたモデルで、スイッチにCherry MXのメカニカルキースイッチを使っています。各ボタンは、キーボードのキーに近いデザインです。Azeron自身が、キーボードから移行したいけれど、高度なCyborg IIにはまだ準備ができていない人にとって、最適な最初のステップだと説明しています。スティックは、Cyborg IIと同じ磁気ホール式です(4Gamer)。

Cyroは、キーパッドとマウスの機能を1台にまとめたモデルです。片手だけで、カーソルの操作、ボタン入力、スティック操作ができます(Azeron公式)。デスクの上を省スペースにしたい人や、片手でプレイしたい人に向いたモデルです。

価格:公式サイトとAmazon.co.jpでいくらか

価格は、為替や販売店によって変わります。購入前に、必ず公式サイトか販売ページで確認してください。ここでは、確認できた価格を並べます。

Cyborg II(Standard)

公式サイト(米国)の最安の構成

259ドル

Cyborg II(Elite)

公式サイト(米国)の上位の構成

293ドル

Cyborg II(Elite・パームレスト2種付き)

公式サイト(米国)の最も高い構成

332ドル

Cyborg II Compact

Amazon.co.jp・ギャラクシーパープル(税込)

40,999円

Cyro

公式サイトの最安の構成

259ドルから

Keyzen

2025年7月の発売時・税と送料は別

185ユーロ

Amazon.co.jpの40,999円(税込)は、Cyborg II Compactのギャラクシーパープルの表示価格です。4Gamerのレビューによると、Amazon.co.jpでは、パーツのカスタマイズや細かい色の選択はできません。公式サイトでは、色が12色あり、パームレストも、湾曲した「Curved」と平らな「Flat」から選べます。

サイズ選び:手の大きさで失敗しない目安

片手用のデバイスは、サイズが合わないと、操作しづらくなります。公式の目安は、モデルごとに違います。

Cyborg IIは、手首から指先までの長さが16〜19cmの人はMedium、19cm以上の人はLargeです(4Gamerのレビュー)。Cyroは、手のひらの周囲が18〜20.5cmならSmall、20.5〜24cmならMediumが目安です。Keyzenはワンサイズで、手の大きさが20〜21cmの人を想定しています(Azeron公式)。

測るのは、手のひらの周囲か、手首から指先までの長さです。モデルによって測る場所が違うので、買う前に公式の案内で、どちらを測るのか確認してください。

広告のプロ目線で見ると:259ドルから332ドルまで、選ぶほど上がる価格

広告運用に17年携わってきた立場から、Azeronの価格の組み立てを見ます。

公式サイト(米国)のCyborg IIは、最安が259ドル、上位のEliteが293ドル、パームレストを2種類つけると、さらに上がって最大332ドルです。同じ製品で、最安と最高の差は73ドルで、最安の約28%にあたります(332ドルと259ドルの差を、259ドルで割った値)。

この価格は、色、サイズ、パームレスト、仕様を、買う人が自分で選んでいく中で、少しずつ上がっていく形です。私の見立てでは、基本の価格を抑えて入口を作り、こだわる人ほど選択肢を重ねて、客単価が上がる組み立てに見えます。

次に目を引くのが、入門用のKeyzenの値段です。発売時の価格は、Keyzenが185ユーロ、上位のCyborg IIの発売時が195ユーロで、差は10ユーロです。入門モデルといっても、価格はほとんど安くありません。見た目をキーボードに近づけて、「乗り換えのハードルを下げる」ことが、Keyzenの役目だと思います。ただし、2つの価格は、発売時期が1年違う点に注意してください。

LABO CHIEF'S NOTE

安く入れて、選ぶほど上がる

Cyborg IIは、259ドルから332ドルまで、同じ製品でも73ドルの幅があります。

色、サイズ、パームレストを選ぶほど、価格が上がる組み立てです。

広告の仕事をしてきた私には、こだわる人ほど単価が上がる、よくできた設計に見えます。

だから買うときは、先に使うゲームと手の大きさを決めてから、選ぶのがよさそうです。

結論:キーボードからの乗り換えならKeyzen、細かく合わせたいならCyborg II

ラボ長の結論は、3つに分かれます。キーボードの感覚から、無理なく乗り換えたい人は、Keyzenです。手の大きさやゲームに合わせて、細かく調整したい人は、Cyborg IIです。デスクを省スペースにしたい人や、片手でプレイしたい人は、Cyroです。

実機には触れていないので、この記事は、公式サイトと報道をもとにした考察です。価格はよく変わるので、購入前に、公式サイトで最新の金額を確認してください。ほかのガジェットの話題は、Xperia 10 VIIIの記事にまとめています。

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